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関東学院高校に関して、
2015年3月10日、突然の報道がなされました。

 

同校の1年生の男子生徒計36人が、
コンビニなどで万引きしていたという
事実が明らかになったのです。

このニュース、これから受験を
控えているご家庭には衝撃だったかと思います。

 

子供さんはもちろんのことながら、
親御さんをも大きく動揺させるニュースでしょう。

 

こういった場合、よく起こるのは
冷静な判断や分析がされず、
報道が一人歩きしてしまうことです。

これから受験を控えていらっしゃる
中学生・高校生のご家庭のために、
関東学院高校がどういった学校なのか
それをまとめてみたいと思います。

 

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◆関東学院高校とは?

関東学院高校とは、正式には
「関東学院中学校高等学校」という名称です。

 

この名前のとおり、基本的には
中高一貫の教育を行っている私立学校です。

 

ウィキペディアやまとめサイトでは

横浜バプテスト神学校が起源の完全中高一貫校。高等学校の入学者一般募集は1990年を最後に行われていない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%A2%E6%9D%B1%E5%AD%A6%E9%99%A2%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%AD%A6%E6%A0%A1より)

となっていますが、これは間違いで、
2012年度より高等学校への入学試験が行われています

ただし、この高等学校への募集は男女あわせて10名。
かなり少人数の募集です。

 

このことからもわかるように、
中学校からの入学者の多い学校です。

 

ちなみに、2015年度の中学校の志願者の合計は1347名。
うち、合格者は440名となっています。
(試験は日程や科によって分かれますが、
 試験合格の実倍率は1.5~2.3です)

偏差値は、中学校・高校とも60とされています。
http://momotaro9.boy.jp/indexkanagawakenn.html
 http://www.sconavi.com/kanagawa/4996/ より)

※2015年3月11日時点での情報です。
 他サイトでは中学校の偏差値が50前後で表示される場合もあります。

以上から見ても、比較的の学力レベルの高い学校であり、
2000年前後には東京大学の合格者も出した実績があり、
「進学校」と言えるか言えないか……
非常にビミョ~~~~なところの学校と考えられます。

ただ、学校の創立は古く、もともとは
明治17年(1884年)にできた
「横浜パプテスト神学校」を始まりとしています。

 

キリスト今日の精神を大切にし、
「人になれ、奉仕せよ」をモットーに
教育を行っていると学院の公式ページには書かれています。

 

なお、卒業者には……

・俳優の藤竜也さん

・夏目雅子さんの弟の小達敏昭さん

・AKB48の永尾まりやさん

・空手家の藤井将貴さん

などがいらっしゃいます。

 

◆関東学院高校は“悪い学校”なのか?

以上の公式な情報から見る限り、
学力が低かったり、
風紀が乱れているというイメージはなく、

「平均より少し高めの学校」

と言えるのではないでしょうか。

ただ、それで全ての生徒が

規律を徹底できるかというと、そうではないでしょう。

これは、この学校に限ったことではないですが、
集団ができると、その中には必ず
規律から外れたり、社会的なモラルに反した人が
出てきてしまうのは紛れもない事実です。

私も、高校時代は、
地域では有数と言われた進学校に通っていましたが、
その中でもどうしても素行の悪い生徒がいましたし、
不祥事を起こす人たちもいました。

 

今回のニュースのように
「36名が万引きをしていた」というのは、
たしかに滅多に見られるケースではなく、
ニュースになっても仕方のないことだと考えられます。

 

ただ、冷静に分析すると、
一学年450名~500名ほどの生徒数から見れば
10%を切る割合です。

 

これを多いと見るか少ないと見るかは
受け取る側の主観に左右されるところが大きいです。

もちろん、警察に集団で捕まっている時点で
問題であることには違いないのですが、

「この学校の生徒全体が悪いのか?」

ということは、今回のニュースからだけで
言い切ることはできないのです。

ヤフーの知恵袋などを調べていると、

・関東学院高校出身者の知り合いがいるが良い奴だ

・今回のニュースで、他の真面目な生徒が迷惑をしている

という声もありましたが、もっともなことです。

こういったニュースが駆け巡ると、

「その集団全体が悪い」

という風なイメージが持たれがちですが、
ここは冷静な目を持つべきだと考えます。

特に、これから受験を控えているご家庭には
冷静な視点を持って、世間の情報や
ご自身で調べられる学校の情報を見ていただければと思います。

 

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◆学校が行った“事実”をとらえる

ただし、今回問題となっているのは
「生徒が万引きをした」ということだけではありません。

「万引きした事実を、学校側が公表していなかった」

ということも問題とされています。

今回、生徒の万引きの事実があったことを
ついて学校が公表したのは3月10日ですが、
万引きのことを学校が把握したのは2月5日

 

一ヶ月も前のことでした。

 

この間、学校はこの事実を公表せず、
学校内の部活動を自粛したり、
「防犯対策講演会」を生徒向けに開催したりしています。

 

中には、
「この問題を外部に漏らさないように」と言った
という情報もあったりします。

 

こういった隠蔽の意図があったのかどうかについて、
その真偽はここでは議論できるところではありません。

 

ただ、学校側が公式に発表した情報においては

 

・2月5日時点で、
 生徒数名の万引きの事実を確認していた

 

・生徒36名に万引きの事実があったことを
 公表したのは3月10日

 

これだけは確実に知ることができます。

 

◆客観的な事実を見抜き、自分で判断すること

これが悪いのかどうかというのも、
あくまで受け取り手次第です。

「そんなの隠蔽に違いない。
 そんな学校の対応は間違っている!」

という方もいらっしゃるでしょうし、

「混乱を防ぐために、まずは
 学校内での解決に当たることは当然。
 いきなり公表すれば、
 他の生徒に迷惑がかかる」

と捉える方もいらっしゃるでしょうし、

「いや。生徒のためではないだろう。
 校長や教師が保身のために隠蔽したのだ」

と受け止める方もいらっしゃるでしょう。

そして、テレビやインターネット上には、
こういった声が駆け巡ります。

 

ですが、そういった情報に振り回されないでくださいね。

 

特に、受験を控えていらっしゃるご家庭には
このことを肝に銘じていただきたいと思います。

どれが客観的事実なのかを選び取ること。

 

それが大事になってきます。

数ある情報の中から客観的事実を選び取り、
その上で、ご自身の判断をしていただく。

 

それをぜひやってみてください。

そして、その上でお子さんと相談し、
これからの進路を決めてくださいね。

情報が多くなっている今の時代には、
情報を選びとり、自らの責任で判断することが
未来を切り開くチカラとなっていきますから。

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