立春の意味を知ろう!「旧正月」と「立春」は別物!!

今年も立春を過ぎました。
 
うちの庭には梅の木があるのですが、
花がほころび始め、春の足音を感じさせてくれています。

20140214雪02
 
 
ですが、この立春。
 
本当の意味を理解されている方は、

どれくらいいらっしゃるでしょうか?
 
かく言う僕自身は、今回 まったくわかっていませんでした!!。
 
 
「“立春”って言ったら、昔のお正月のことでしょ?」
 
「たしか明治に入る前の旧暦で、1月1日のことじゃないの?」
 
そんな風に考えていたのですが……
 
今回調べてみて、

 

「立春」と「旧正月」は、根本的な考え方からして違う

 

ということがわかったんです。
 
 
初めにわかりやすく説明してしまうと……
 
 
 「立春」は、天体の動きによって決まるもの
 
 「旧正月」は、人間のつくったルール(暦)によって決まるもの

 
です。
 
 
「立春」はあくまで、地球と太陽の位置関係など、

天体から見て導きだされるものです。自然が主体です。
 
一方で、「旧正月」は、人間が この社会で活動するために、
「こういうルールで一ヶ月の日数を決めて、

 一年の始まりは こういう周期にしましょう」

と決まったもの。人間が主体です。
 
 
こういった違いがあるんですね。
 
 
詳しく見ていきます(^^)
 
 
まず立春の意味ですが、
 

二十四節気の一つ。立春を迎えて太陰太陽暦の新年が明け,春の季節が始るとし
た。すなわち立春は正月節 (1月前半) のことで,太陽の黄経が 315°に達した
日 (太陽暦の2月4日か5日) から雨水 (太陽の黄経 330°,2月 19日か 20日) の
前日までの約 15日間であるが,現行暦ではこの期間の第1日目をさす。

 (コトバンクより引用 https://kotobank.jp/word/%E7%AB%8B%E6%98%A5-148966
 
となっています。
 
 
ちょっと難しい言葉が多いですね(^^;
 
僕なりの説明をさせていただくと、
この「太陽の黄経が 315°に達した日」というのがポイントです。
 
 
「太陽の黄経って何?」
 
となると思うのですが、ざっくり言ってしまうと、
 
 黄経とは、地球から見た空の中で

 太陽がどの位置にあるか?
 
ということです。
 
 
太陽って、季節ごとで位置が違いますよね?
 
夏では空の高い位置にありますが、
冬では空の低い位置にあります。
 
そうやって、地球から見た空のなかで、
季節によって角度が変わっていくんですね。
 
 
で。
その季節による角度の違いが「黄経」です。
 
わかりやすい例を上げると、
昼の長さと夜の長さが一緒になる、
春分の日は黄経0度
 
ここを起点として季節が進み、
一番昼が長く、太陽が最も高くなる

夏至には 黄経90度
 
そこから秋になって
再び昼の長さと夜の長さが一緒になる、
秋分の日は黄経180度
 
そして、

一番日が短く太陽が最も低くなる

冬至は黄経270度
 
という感じになります。

 
ちょっとわかりづらいでしょうか?
  
Wikipediaのページに
わかりやすい図が載っているので、よかったらご覧下さいm(_ _)m
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93
 
 
とにかく、こんな風に
 
『一年のうちで、
 地球から見た太陽の角度がある!』
 
ということを、おわかりいただければと思います。
 
 
そして、その角度が「315度」となる日。
 
それが「立春」なのです。
 
 
要するに、
 
・地球と太陽の位置関係によって決まる。
 
・天体の動きによって決まる。
 
ということです。
 
 
一方の「旧正月」ですが、
 
これの意味は「旧暦の正月(=一月)」のことです。
 
日本で言う旧暦とは、
明治5年まで使われていた暦(こよみ)のことで、
主に月の動きによって月日がカウントされていました。
 
(正確には太陽の動きも合わせて作られていたようですが、
 難しくなるので、ここでは割愛します(>_<))
 
 
旧暦では、そうやって月の動きに合わせて
29日の月や30日の月があったり、
19年に7回 閏月(うるうづき)を置くなどして、
月日の流れを決めていました。
 
 
つまり、人間が社会生活を送る上でのルールによって、
月と日の数え方が決まっていたのです。
 
その月日のカウントを進めていって、新たな一年となる日。
 
それが「旧正月」だったというわけです。
 
 
もちろん暦は、天体の動きをもとに作られていたので、
一応 自然の動きを取り入れたものだったのですが、
最終的には、“決められたルール”で運用されていました。
 
 
ですので、

 

 「旧正月」も人間の決めたルールで、

 その日が決まっていた

 

ということです。
 
 
 「立春」は、天体の動き。
 
 「旧正月」は、人間のルール。
 
こういった違いがあったんですね。

 

ですので、
この二つの日が合致しないケースも出てきます。
 
たとえば、立春のあとに旧正月が来たり、
逆に、立春の前に旧正月が来たり、

ということが実際に起こっていたんです。
 
 
以上のように、

立春と旧正月の意味について説明してきました。

 

まとめてしまうと、要するに……
 
 「立春=旧正月」という考えは間違い
 
ということになります!

 

そのことを、お伝えできれば幸いです。
 
 
とはいえ、僕も最近まで

「立春と旧正月は同じもの」と思い込んでいました。

 
これを機会に、違いを認識しておくと良いですね(^^)

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