理論と論理の違いとは?わかりやすく説明します!

「理論と論理の違いって何?」

よく似た言葉だけど、意味が違う場合ってありますよね?

その代表格とも言えるのが、この「理論」「論理」。ヤフー知恵袋などでも、この違いについて多くの質問がありました。

というわけで、イラストを交えながらわかりやすく解説していきます!!

 

「理論」と「論理」の違いとは?

まず結論から言ってしまうと、「理論」とは情報を整理して説明された教科書のようなもの。「論理」とは情報の説明手順です!

辞書的な意味をご紹介すると……

【理論】

個々の現象を法則的、統一的に説明できるように筋道を立てて組み立てられた知識の体系。また、実践に対応する純粋な論理的知識。「―を組み立てる」「―どおりにはいかない」

http://dictionary.goo.ne.jp/jn/233069/meaning/m0u/ より引用)

 

【論理】

考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。「―に飛躍がある」

http://dictionary.goo.ne.jp/jn/237233/meaning/m0u/ より引用)

となります。

 

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「理論」は情報をまとめた“教科書”

もう少し詳しく説明すると、「理論」とは、何らかの目的に沿って情報を体系的にまとめたものです。

たとえば、「クルマを走らせたい!」という目的があったときに、「クルマを走らせる理論」というものを作るとします。すると、

  • エンジンが必要
  • タイヤが必要
  • それを制御するためにハンドルが必要
  • これらの部品をつなぎ合わせるには……

などなど、様々な情報が集まって全体が作られますよね?

こんな風に、この“クルマを走らせるため”に整理された情報全体のことを「理論」と言うわけです。イメージで言うと、一冊にまとまった教科書のような感じなのです。

「理論」のイメージ

では、「論理」とはどうなるのかと言うと……

 

「論理」は情報を説明する“手順”

先ほどの「理論」は、クルマを走らせるための“情報全体”でした。となれば、「論理」は“クルマの走らせ方”?となるかもしれませんが、違います。

そういった実践ではなくて、「論理」とは“情報を説明する手順”のことを言います。あくまで、机上での情報の扱い方なのです。

もう少し違う言い方をすると、“情報と情報のつなぎ合わせ方”とも言えます。

先ほどのクルマを走らせる例えを使ってみると……

  • ガソリンが燃えて、その熱エネルギーでエンジンが動く
  • そのエンジンの動力が、シャフトを通ってタイヤに伝わる
  • そのタイヤが動くことで、クルマ全体が動く

 

こんな風に、順々に説明がなされて、前後の情報をスムーズに接続させるのが「論理」です(そして、スムーズに接続された状態を「論理的」と言います)

「論理」のイメージ

 

論理が無い場合は?

じゃあ、逆に、論理が無いのはどんな感じかと言うと……

  • ガソリンが燃えて、その熱エネルギーでエンジンが動く
  • すると、クルマは空に浮かぶ

 

これって、前後が全くつながっていないですよね? エンジンが動いたからと言って、クルマが空に浮かぶなんてことは現実的に有り得ません。文字通り「論理の飛躍」が起こっているのです。

 

論理で情報をつなげる!

これが例えば、

  • ガソリンが燃えて、その熱エネルギーでエンジンが動く
  • このクルマは特別な構造で、屋根にヘリコプターのようなプロペラがついている
  • エンジンとプロペラはつながっていて、エンジンが動くとプロペラが回る
  • すると、クルマは空に浮かぶ

というようになると、論理がつながります(むちゃくちゃ強引ですけど……(^^;;)

つまり、「論理」とは、情報同士をつなげて矛盾が無いようにする“説明の手順”なのです(辞書的な言い方をすると「筋道」ですね)

 

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「論理」は「理論」を作るための“道具”

ここでお気づきでしょうか? 「理論」と「論理」は、別次元のものを表現しているということに……。

先ほどもお伝えしているように、「理論」というのは、“整理された情報のまとまり”であり“教科書”のようなもの。一方で、「論理」というのは、「情報の説明がスムーズで矛盾が無いか?」という“手順”“情報のつなげ方”です。

理論が“教科書”だからと言って、「論理は“問題集”だ」みたいに、並立して存在するものではないんですね。

わかりやすくするために、ちょっぴり極端な言い方をすると、「理論(教科書)をつくるために、論理(情報の説明手順)がある」とも言えるでしょう。

つまり、「論理」は「理論」を作り上げるための“道具”なのです。

 

最後に(「理論的」と「論理的」)

いかがでしたでしょうか? 何となくのイメージでも、「理論」と「論理」の違いをお伝えできればうれしいです。

で。「理論的」と「論理的」の違いで悩まれるケースもありますが、今までの説明を踏まえると……

【理論的】
その教科書(整理された情報全体)から見るとどうか?
(現実的に実践できるかどうかは別。先ほどの「クルマを走らせる理論」で言えば、知識レベルは正しいように見えても、実際にクルマが走るかどうかはやってみないとわかりません)

 

【論理的】
情報の説明手順がスムーズかどうか?
(こちらも、現実に実践できるかどうかは別。「前後の情報がスムーズにつながり、矛盾がないか?」という意味です)

 

という違いになります!

こんな風に意味の違いを踏まえて、「理論」と「論理」という言葉を活用していただけるとうれしいです(^^)

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